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退職から営業支援として起業、どこから手をつければ!?|スモールビジネスのなんでも相談会レポート①
「仕事をまだしていない」という青木さんが初めて相談に来られたのは、2025年2月のことでした。
元々勤めていた大手製造業の会社を退職され、起業しようとしたものの、いったいどこから手をつけたものかと困り果て、藁をも縋る思いでたまたま検索で見つけた「スモールビジネスのなんでも相談会」に飛び込んで来られました。
製造業の会社で技術者として10年以上、その後国内海外営業も15年勤めたという青木さんですが、適応障害をわずらい、退職。その後、傷病手当をもらいながら過ごしていましたが、いよいよ傷病手当ももうじき切れることになり、自身での起業を志しました。
やりたいことはありました。
「ものづくりの技術は持っているけれど、説明をうまくできない小さな会社の社長さんの力になりたい」
青木さんは、技術者と営業という両方の経験があるため、技術者の視点に立ちながら顧客に対してどのように話せば良いかということがわかりました。また、社内でも技術のわからない社長と技術屋の社員など、理解が難しい領域があるがゆえに相互のコミュニケーションの困難さがあることがあります。そうした場合にも、翻訳者のような形でコミュニケーションを円滑にする力になれると考えていました。
大手企業では社員も多いのでそうした役回りの人がいたとしても、小さな会社では人材も限られています。「このニーズはきっとあるだろう」それだけが、青木さんの胸の内の小さな灯火でした。しかし現実問題、いったいどこから手をつければ良いかわからず、悶々としたまま日々が過ぎていきます。
初回の相談の際には、まずご自身のやりたいことをお話ししてもらい、言語化していきました。
そのことによって、最初は雲をつかむような曖昧模糊としていたやりたいことのイメージが、だんだんと形をなしてシャープになり、ターゲットや自分のやりたいこと、やらないことが明確になってきました。
やりたいことが決まったら、そのことを人に簡潔に説明できなければいけません。ご自身の事業の説明をまとめ、スライドやHPの形にすること。また、最初の入口が非常に難しいこの事業、まずは小さな製造会社と接点を持てる展示会などに行ってみて、色々な会社の話を聞いてみることを提案しました。
そうしてお話しするうちに、最初はとても悩み深かった青木さんの顔がみるみる晴れて、明るくなりました。
スモールビジネスのなんでも相談会では、ヨコハマホップ オーナーの朋子だけでなく、他の参加者の方からも意見をもらいます。他の参加者の方たちも、話を聞くことでその人の力になりたいという思いになるので、2回目以降の相談会では、何人もの方が青木さんに適切な相談先やコミュニティ、類似の事業をされている方、行政関係との接点など様々なお繋ぎをしました。
青木さんはその後も毎月相談会で活動報告をしてくださっています。自身の事業の形を定めながら、様々な人脈を広げ、製造業特有の業界事情なども得られるコネクションを作ったり、連携できる事業者なども増やすなど、頼もしい姿を見せてくれています。
そして、
「小さなものづくりの会社の社長さんの力になりたい」
その思いでまずは少しでもお困りの方がいればと、製造業の経営者の方のお悩みをまずは無料で聞いています。
スモールビジネスのなんでも相談会では、お一人30分、最大4名のグループで毎回相談をお受けしています。起業時だけでなく、何年もスモールビジネスを営んでいる方でもOK。相談内容がはっきりしていなくても大丈夫です。
毎月2回開催中。詳細とお申し込みはこちらから。

